私達の暮らしの中には様々な礼儀作法(マナー)が存在しますが、それを代表して纏められた催しが冠婚葬祭として浸透しています。
冠婚葬祭の『冠』とは加冠の意味で元服(現在の成人式)祝いを表し、『婚』は婚礼を表します。
この婚礼は男女にとって人生の中で大きな転機であり、新しい人生の門出を祝う儀式でもあります。
そして結婚とは当人同士だけの問題ではなく、親族同士の結びつきとしても関わってくることから、
結婚に辿り着く迄には様々な手順や段階を終えなければなりません。
また『葬』は予告無く突然訪れる葬式を表し、『祭』は先祖供養とする、お彼岸や、お盆などをはじめとする年間行事のお祝いごと(節句など)を表します。
冠婚葬祭においてのマナーだけでなく、日々の暮らしの中には様々な大人の礼儀作法が存在していますが、
知らぬよりは知っておいたほうが何かとお得です。
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